パンデミックの社会課題解決に向けた学際研究

パンデミックの社会課題解決に向けた学際研究

特別企画:次のパンデミックを防ぐために我々は何ができるのか?
-ウイルス学・生態学・公衆衛生の視点から考える-

SOKAP-Connect パンデミックの社会課題解決に向けた学際研究(TUPReP)では東北大学 社会にインパクトのある研究 C3感染症超克と共同で、11月26日(火)17:00より開催します。パネリストに、保全生態学者・ダニ学者でメディアでもご活躍中の五箇公一先生(国立環境研究所)、本学農学部出身で、COVID-19 の原因ウイルスの変異株やその亜系統の解析などで世界トップクラスの研究成果を挙げている佐藤佳先生(東京大学医科学研究所)、モデレータ―に作家の瀬名秀明氏をお迎えして開催します。

開催趣旨 押谷 仁(東北大学医学系研究科・教授)
COVID-19 のパンデミックは多くの人の命を奪っただけでなく、社会全体に深刻な影響をもたらした。地球上の人口が80億人を超え、環境破壊や地球温暖化が加速するなど、人的要因により地球の生態系は限界に達し、パンデミックが起こるリスクはかつてないほどに高まっている。本来は、世界が協力してそのようなリスクを低減する努力をするべきである。しかし、世界はCOVID-19から十分な教訓を学んではおらず、COVID-19以前の世界に急速に戻ろうとしており、世界のパンデミックに対する脆弱性はむしろ高まっている。パンデミックのリスクを低減するためには単一のアプローチでは不十分であり、「総合知」を必要としている。今回の特別企画では、パンデミックリスクを 「ウイルス学」、 「生態学」、 「公衆衛生学」 といった視点から徹底的に議論する。 医学や生命科学だけではなく、さまざまな専門分野の若手研究者や学生とともに、人類にとって最大の脅威のひとつであるパンデミックの問題の本質を議論する場としたい。


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<開催概要>
開催日時 2024年11月26日(火) 17:00-20:00
開催形式 対面とオンラインのハイブリッド形式
対面会場 東北大学 青葉山コモンズ 1階 ラーニングコモンズ(農学部) 
     青葉山コモンズWeb https://www.library.tohoku.ac.jp/agr/facility.html
     青葉山新キャンパスMAP 「J41」           
     https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/aobayama/new_aobayama_map.pdf
オンライン Zoom (前日に夕方に参加URLを配信)
【モデレーター】
・瀬名秀明(作家)

【パネリスト】
・押谷仁(東北大学医学系研究科・教授)
・佐藤佳(東京大学医科学研究所・教授)
・五箇公一(国立環境研究所・生物多様性領域 生態リスク評価・対策研究室・室長)

【対象者】東北大学の教職員・学生 / 東北大学外の研究者・学生
・パンデミックに関する学際研究に関心のある方
・とくに若手の参加を歓迎します
・できれば対面会場で討論に参加していただくことを推奨します

【使用言語】日本語
【参加申込】https://forms.gle/iFisdQdxy9yscD5i6
【申込締切】2024年11月25日(月)15:00迄
プログラム&講演要旨
こちらをご参照ください。
主催
東北大学 社会にインパクトのある研究 C3 感染症超克
東北大学 SOKAP-Connect パンデミックの社会課題解決に向けた学際研究(TUPReP)
TUPReP:Tohoku University Interdisciplinary Collaboration for Global Preparedness and Local Resilience to Next Pandemics
お問合せ
東北大学大学院医学系研究科
SOKAP-Connect パンデミックの社会課題解決に向けた学際研究
(TUPReP)事務局

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